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2019年3月の10件の記事

2019年3月11日 (月曜日)

カンザス州立大訪問記(10/10)総括

夕方に帰る間際にさりげなく渡された封筒を,帰宅してから開けてみると,facultyからの寄せ書きがあり,おもてにこんな一言もあって感激しました.

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カンザス州立大訪問記(9/10)質問会議と総括

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最終日午後は,Leadership Studies所属ではないが関連組織でつながりの深い職員さんたち5人とTA一人の合計6人で質問会議を2セッション行なってもらいました.時間の制約が厳しかったのですが,さすがに職員さんたちの持ってきてくれた問題は質問会議向きの良問で,議論は白熱しALコーチ(私とKerry)は何度も臨時介入をしました.メンバーの飲み込みは早くて学びも深く,最後の感想共有では「コンテンツに一切介入しないALコーチが,生産性向上に貢献できているのは驚きだ」という初心者とは思えない感想も聞かれました.また,ただ一人学部学生から参加した女性(写真左から二番目)も,目を見張る質問力で大活躍していました.(続く)

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カンザス州立大訪問記(8/10)Faculty meeting

spring break前の最終日である金曜午前中にfacuty meetingで私たちのこれまで13年間のリーダーシップ教育の展開について話す機会をもらえました.参加者はLeadership Studiesの教職員の大半です.

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カンザス州立大訪問記(7/10)高校リーダーシップ教育

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Leadership Studiesの教員のなかに,カンザス州内の高校生のリーダーシップ教育に関わっている人がいたので,話も聞けました.そこで分かったのは,1)高校リーダーシップ教育は,将来リーダーの育成といったようなpositional leaderの育成を念頭に置いていることが多い, 2)高大連携は少なくて,高校は企業と直接組んでいることが多い,などです.写真はそうした諸団体の主なものです.写真をクリックするとウェブサイトに飛びます.

(次回に続く)

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カンザス州立大訪問記(6/10)TAの活躍

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(写真をクリックするとウェブサイトに飛びます)

最初の科目LEAD212は200人の受講生に対して教員が一人で講義を担当する一方,受講生約12名あたりに一人の割合でTA(Class Leaderと呼ぶ)がついて予習・復習を支援することが行われているそうです.そしてこのTAたちのコミュニティを作り協同学習を促進することも熱心に行われています(カンザスのほかに,テキサスA&M大学,フロリダ州立大などでもTAの組織化が行われているそうです.この前見たワシントン大学も一応は共同イベントがありました).


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カンザス州立大訪問記(5/10)リーダーシップ副専攻の価値と履修期間の長さ

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Kerry Priest によるLEAD450つまり一番最後の科目(capstone course)をオブザーブしてきました.主な時間はグループコーチングをやっていましたが,最後の10分くらい,彼女が気を利かして,この授業に限らず,リーダーシップ教育プログラム(LEAD)全体が学生自身にとってどういう価値があったかを希望者挙手制でヒアリングしてくれました.not necesarily nice thingsと注文したのにnice thingsばかりw. 何人かが言っているように,全員専攻が違うなかで安心安全の場を共有できたというのはリーダーシップ科目の基本ですね~ 3人目の答え「授業が終わって教室を去るとき嬉しかったり頭に来ていたりするけど,それでまた人との関わりが深まる」というのも泣かせるというか,頼もしいですよね.


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カンザス州立大訪問記(4/10)多文化対応

ledership minor programの基幹科目は図のように4つあります.

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まず2番目の科目LEAD350 "Culture and Context"のクラスを見せてもらいました.最初の"Introduction to Leadership Concepts"に続く科目です.偶然この日は外部からゲスト学生を招く日で,非常に参考になりました.もとからのこのクラスの学生4人あたりに,英語を第二言語として学んでいる他の授業の学生2人が合流して1グループになります(いつも英語を教えている教員も最初だけ顔を出していました).

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カンザス州立大訪問記(3/10)Staley School of Leadership Studiesの生成

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今回の出張の主な目的はカンザス州立大のStaley School of Leadership Studies(短く言うときは単にLeadership Studies)を訪問して,教育・研究体制を見てくることです.過去にたくさんの大学のリーダーシップ・プログラムを見てきましたが,おそらく組織としても建物としても最も充実したところの一つでしょう. 建物は写真のような瀟洒な二階建てで,内部もかなりオシャレです.この建物のなかにリーダーシップ関係の教室・研究室・事務室が全て収まっていて,関係者は全てここに居ます.私も,一週間とは言え,きれいなオフィスをもらえました

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カンザス州立大訪問記(2/10)引き続きマンハッタン市について

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日曜はハリケーン・スコットの影響で雪と酷寒でした.最高気温はマイナス14度,最低はマイナス19度.着いたときに手袋が要るかなとUberのドライバーに尋ねたら,俺のをやるよと,グラブボックスに入っていた新品(化繊の軍手)をくれました.土地柄なのか,Uberのレーティングをよほど気にしているのか,どのドライバーも極めてフレンドリーで(この頃これを「フランク」と表現する日本人が多いようですけど,それは英語としては誤解されると思います),いままで3人のうち2人は助手席に乗ってもいいよと薦めてくれました(そう言わなかった1人は女性).

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カンザス州立大訪問記(1/10)カンザス州マンハッタン市

今回の出張はリーダーシップ教育・研究に特化したセンターのあるカンザス州立大の授業と研究体制を見せてもらうためで,ILAのロンドン大会(2011年)以来の友人である Kerry Priest(立教のGL302の教員として来日したことあり)が,最近助教から昇進して准教授になったところでもあります.

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