カンザス州立大訪問記(8/10)Faculty meeting
プレゼンテーションの前半では,立教時代の前半は学内でも半信半疑の目で見られた状態から,学生の支持と学外での評価で初めて学内の評価も得られるようになってきて,今では15大学にまで増えてきたことを,落下傘部隊の比喩で説明しました(この比喩は,いままで米国でも,インドでも受けがよかったのですが,東京では「教育の問題を表現するのに軍事的な比喩を使うとはなにごとか」という抗議を受けたことがあります). Stakey School of Leadership Studiesの教員たちのなかでも,アメリカの大学でリーダーシップ教育が一気に普及した90年代のことをリアルタイムで知っているのは40代後半以上でしょうから,中高年はなるほど日本でもそうだったのかというふうに聞き,若手はアメリカでも昔はそうだったのかというふうに聞いたのだろうと思います.プレゼンテーションの最後は,カンザスに来て学んだ大きなこととして,(1)リーダーシップ副専攻と博士課程という組み合わせの妙手がありうるということ, (2)戦って勝ち取ることを続けていると敵を増やす結果になる負の面があり,連携する相手を探すことも考えたほうがよいこと,と結びました.
(次回に続く)
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