早稲田大学職員リーダーシップ研修を担当しています
4月12日、早稲田大学の新入職員のリーダーシップ研修(人事部主催)を担当しました。このお話をいただいたのは私がまだ新入り教員だった昨年度のことで、なんと1年次,2年次,5年次の職員研修を年度内に2回ずつ、合計6回まとめて受注(笑)という豪華版です。きちんと手当もいただけるとのことで二重の驚きです。
今回はリーダーシップについての経験を簡単な理論で振り返り(午前)、エニアグラムの助けを借りて自分の得意そうなリーダーシップ行動を見つけ、アクション・プランを作る(午後)という組み合わせ。秋には、各職場に配置されてから発生した問題について終日、質問会議を行う研修を行う予定です。そのときに1年次・2年次職員のセッションを仕切るALコーチは、LDPを受講した学生たちです。職員がかかえる問題を学生に共有するのを良しとする度量にも感激しました。
人事部のお話では今年度から職員研修の重点をマネジメントからリーダーシップに移すそうで、これらとは別に職場別のシステムコーチングの導入も検討中です。
米国では、リーダーシップ教育を本気でやっている大学かどうかは、(1)学生教育にリーダーシップ副専攻プログラムがあるかどうか、(2)職員リーダーシップ研修をやっているかどうか、この2つで見ると良いと聞いています。早稲田大学でならば、遠くない将来に両方をクリアできるかもしれません。
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