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2015年8月の12件の記事

2015年8月31日 (月曜日)

PM理論とリーダーシップ最小3要素

BLP同僚の舘野さんがチーム状態の改善のためのヒントとして図解Pmillustratedをしてくれたので、それに触発されて考えたことを共有します。
1) この図は、PM理論に基いて、P(performance:成果達成)とM(maintenance:人間関係構築・維持)の高さによってチームの状態をPm(左上),pM(右下),pm(左下),PM(右上)に分類したもの。
2) 4つの分類だけで終わってしまうとつまらない(実用的価値がない)ので、「一言アドバイス」にあるような「行動」でチームをなるべく右方向・上方向に持っていくことが大切。
3) (ここからが私の考察) これに関連して、右方向に持っていくときにはどんなリーダーシップ行動が必要なのか? 上方向に持っていくときにはどうか? それぞれについて目標設定・率先垂範・同僚支援が要りますね。例えば、学生のグループで最も多い3の状態を4の状態に持っていくには、(例えば)(1)新しく発生した、誰の仕事か分からない仕事をお互い放置しないことにしようと提言し(目標設定)、(2)自らそのような仕事を1つ引き受け、それを報告(率先垂範)、(3)同時に発生した別の仕事があったら「誰かこれやってくれないかな、私も手伝うんで」と呼びかける(同僚支援)。また、ときどきある2の状態のチームを4に持っていくには、懇親会の企画について、やはり目標設定・率先垂範・同僚支援ができますね。(2015年4月29日)

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2015年8月24日 (月曜日)

アクティブラーニングには学生・生徒のリーダーシップが必要

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8月22日(土)は、毎年恒例の立教リーダーシップカンファレンスでした。本年の全体テーマは「アクティブラーニングのためにリーダーシップ教育が必要な理由」で、例年よりだいぶ早く満席になってしまいました。私が最近繰り返し申し上げているように「アクティブラーニングは学生・生徒のリーダーシップを活用した授業」なのであれば、大学だけでなく高校でもアクティブラーニングが導入されようとしている今こそが、全国の高校・大学にリーダーシップ教育が必要かつ好適な時期であるという意識にたっての企画でした。カンファレンスの全貌についてはこれからBLPのFacebok pageから報告されるので、ここでは午前の高校の部と午後の大学の部を繋ぐ「アクティブラーニングの授業のどこにリーダーシップが発揮されているか」という実験について報告します。

まず、高校の物理を題材に、アクティブラーニング型授業の普及のために全国を飛び回っていらっしゃる小林昭文さんに20分余りで模擬授業をしてもらいます。(この模擬授業の様子については、実際に高校1年生に対しておこなったものについてブログ記事にも書きましたのでそちらをご覧ください) 今回参加なさっているのは高校と大学の教職員ら大人でしたが、彼らを完全に高校生と見立てて授業を行い、生徒同士のディスカッションで学んでいく授業を短時間体験してもらうわけです。物理の内容の則した「学習目標」と並んで、ディスカッションや教え合いを促す「態度目標」が最初から明示されているところが肝で、これが「教室内のリーダーシップ行動」を促すのです。授業が終わって(教え合いが完了して)全員が確認テストで満点をとったところで、リーダーシップについての振り返りに切り替えます(ここからはおそらく全国でも初めての試みです)。物理の授業を受けた班のままで、誰のどういう行動があったためにディスカッションや教え合いが進んだかをPostItに書き出し、そのPostIt一枚一枚が「リーダーシップ最少3要素」のどれに入るか班内で分類してもらいます。

例えば、いくつかの班であがった「ここが分からない、と最初に発言した」は典型的に「率先垂範」。「尋ね合いやすいように雰囲気づくりをしてくれた」は「同僚支援」です。「率先垂範」や「同僚支援」に比べると「目標設定とその共有」が少なかったのは、最初から「態度目標」が明示されているからでしょう。三つの要素のなかで「目標設定とその共有」が一番難易度が高いので、そこが教員側から予め明示されているのも、理にかなった作りと言えましょう。(運営側の反省としては、PostItに書き出しもらう直前に、「状態ではなく行動について書いてください」という趣旨をもっと詳しく説明すれば、三つのどれにもあたはまらない付箋の割合がもっと低くなったという点があります)。この振り返り作業によって、アクティブラーニングの一つの典型的な授業が、学生・生徒のリーダーシップ行動と、それを促す教員の「補助輪」付けに支えられていることが実感していただけたと思います。

そのあとで、せっかく高校の授業にアクティブラーニングを導入するのであれば、そこで促される「態度目標」はリーダーシップに非常に親和性が高いので、リーダーシップ教育の入門として位置づけませんか? そのほうが内向的な(アクティブラーニングが嫌いな)学生・生徒にとっても納得感が増すのではありませんか? という私の持論も説明しました。

最後の質疑応答セッションでは「自分は物理にとても苦手意識があり、きょうの模擬授業でも、自分は何の貢献もできないのではないかという点が不安でたまらず、とてもリーダーシップ体験とは思えなかった」という感想をいただきました。1科目だけでなく、多くの科目で、また正課以外の多くの場面でリーダーシップが奨励される場面が増えれば、どこかしらで発揮できる学生・生徒の数がうんと増えるはず、というのが私のいまの答えです。

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グループワークへの適度な介入

マレーシアはいま最高気温31度とかせいぜい33度とかなので、東京よりはるかに過ごしやすいのでしょうね。Asia Pacific Student Leaders Conference 2015もいよいよ佳境に入ってきて、講演によるインプットをはさみながら小グループに分かれてのディスカッションを行い、明日のプレゼンテーションの準備をしています。やや特徴的なのは、議論を学生グループに任せず、グループごとに教職員らしきファシリテータが入っていること。これがうまく機能することもあるのでしょうが、しかし、私がまたたま目撃した一つの小教室では、ファシリテータが話題を指定して順に学生に発言させ、自分でホワイトボードの前に立ったままという、かなり強権的wなスタイルで驚かされました。文化祭当日までに成果が出るかどうか心配な中学のクラス担任の先生か、あるいは細かいことまで介入する上司のような。学生のうちの一人に休み時間にこっそり尋ねると、実は定められた制限時間が来てあのファシリテータが教室から立ち去った瞬間から、学生同士で活発な議論が始まるんだ、とやや困った様子でした。これは将来のためのどういう練習になるんでしょうね? 上司のメンツを潰さないために、一定時間は上司の言うとおりにつきあって、上司が居ないとき残業して皆で成果を出す練習? 大勢の面前で反論してファシリテータのメンツを潰すことが気になるのであれば、ファシリテータと二人だけの時間を作って「学生でまず議論して、あとでフィードバックをくださるような形ではどうでしょうか?」と提案してみるようなリーダーシップのある学生は、まだ現れていないようでした。(8月4日Facebook投稿より)
http://studentcentral.taylors.edu.my/…/enquiry/a…/index.html 

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Taylor's Universityが経営するホテル

きのうTaylor's Universityのえらい人たちとディナーで同席したときに、ご自分のアカデミックバックグラウンドはtourismだとおっしゃるので学内のホテルのことに水を向けたらいろいろ話してくれた。ホテルでのインターンシップは授業単位になり、チームでシフトに入るのだが、いったん開業した以上、365日営業しなくてはいけない。客も繁閑があるが、インターンのほうも季節によって人出不足になるので、インターンの数の確保と訓練が常に問題だと(そりゃそうだ、2年くらいで卒業して必ず辞めてしまうのだから)。それから、同じホテルのインターンになるにしても、学生たちは都心の一流ホテルのインターンになりたがる者も多いのも人出不足の原因。ここのホテルに勤めればマネジメントに近い仕事も経験できるのだが、と。
 
しかし今朝別の方面からの話も聞いた。実は最初に泊まった部屋は湯が一切出ず、今朝まで常に水でシャワーに入っていた。満室だったので部屋を替えてもらうこともできず、修理も間に合わず。しかし再度苦情を言うと、空室が出たらしく部屋を移動。移動を手伝ってくれたインターン生(3年生だという)に尋ねると、従業員の半数はインターン生で、半数はプロのスタッフだそうだ。初日から二日目にWi-Fiが不調だったときもフロントの奥から出てきて手際よく処置してくれたのも、きょう部屋を替えると決めたのも同じスーパーヴァイザーだった。きのうの偉い人が言っていた「学内ホテルならマネジメントに近い仕事もできる」のは程度問題かも?(8月4日facebook投稿より)

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Googleドライブ、複製や印刷を禁止する設定が可能に

前から気になっていたのが、同窓会名簿に自宅住所や勤務先役職なんかが詳述されていて、それが年一回の同窓会例会近辺になると添付ファイルでメーリングリストでやりとりされていることです。私の世代の同窓生たちは、ウェブメールではなく、全メールをパソコンのハードディスクにダウンロードしている人が大半です。従って、50人くらいの参加者のパソコンの1台がいつ悪質なウィルスにやられても全員の名簿が流出してしまいますよね? また、印刷した名簿をどこかに置き忘れてもダメですよね? しかしダウンロードも印刷もできないならだいぶ安全。

http://www.gizmodo.jp/2015/07/googledrivefile.html

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Ag leadership

ALE (Association of Leadership Educators) の25周年記念カンファレンス (ワシントンDC) に行ってみて、ILAと違うのはHR関係のビジネスの人たちがほとんど居ないことについては既に書いた。もう一つ違いがあったのは、Ag leadership関係の教職員がかなりの数参加していること。Agとはagricultureつまり農業で、農業従事者のためのリーダーシッププログラムである。 (以下、推測を多く含む) もともとAg leadership開発のためのファンドや研修企業は数多く存在したようだ。それが大学の正課科目としても増えているということらしい。もともと、米国の場合、州立大学は、州政府に土地を寄贈され、地元の農業に役立つような農業関連研究・教育を中心として創立されたところが少なくない。また、Barron’sの大学案内によると、農学部の提供する主専攻として、”farm and ranch management”は人気のあるものの一つで、その教育目標には、leadershipも含まれている。今回のカンファレンスでもそれに関連するリーダーシップ教育科目の内容を紹介するセッションがあったが、内容は、経営学部・教育学部・工学部・学生部などで提供されている普通のリーダーシップ開発と大差ないようであった。
とすると米国の大学でブームになっているというAg leadershipの実態は、農業用の特殊なリーダーシップ教育というよりは、学生側からの潜在的需要を見込んでリーダーシップ教育の教員を(おそらく州立大の)農学部が採用しAg leadership programを始めたということかもしれない。ただ、教科内容は普通のリーダーシップ開発ではあっても、卒業後にリーダーシップを発揮する場面を考えると、企業などの組織のなかで発揮するリーダーシップというよりは、起業家や自営業のリーダーシップに近いものになるだろう(機会があったら上記の推測が当たっているかどうか確かめたい)。翻って、日本でも、農業の環境(規制・海外動向・気候・技術など)の変化は著しく、さまざまな自営農家・企業・流通業者・需要家・消費者が競争・交渉・連携を繰り返しているように見受けられるので、おおいにリーダーシップ教育への需要があるのではないかと思う。(7月19日Facebook投稿より)

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Uber in DC

UberにワシントンDCで乗った話。タクシーに乗る人をあまり見ないくらいUberが走っています。ここ1年くらいで乗った他の都市(アメリカではホノルル、サンディエゴ、ボストン)に比べるとワシントンはアフリカ出身のドライバーがものすごく多いようです。アフリカ出身といっても、遠い先祖が奴隷船に乗せられてアメリカに来た、というアフリカ系のことではなくて、本人自身が「飛行機で」アフリカから来たという移民です。エチオピアとかスーダンとかです。彼らは(アメリカンな発音ではないけど)正しい文法の英語を話してくれるから分かりやすいし、(これはアフリカ出身者に限らないのですが)Uberの厳しい顧客評価システムのおかげで非常に礼儀正しい。こちらが黙っていれば黙っていてくれるし、話かければつきあってくれます。車はトヨタのハイブリッドがとても多い(プリウスとかカムリ)。こちらが日本人と分かると、「アフリカの故郷ではランドクルーザーは永遠だ」とも言っていました(7月15日Facebook投稿より)。

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ALE年次総会@DC

今回初めてAssociation of Leadership Educators (ALE)の年次総会に出席している。5年前から毎年行っているInternational Leadership Association (ILA)と比べると、人数は少なめで今回の出席者はたぶん200人程度。ILAでは時々見たアジア人(アジアの国から来た人とアジア系アメリカ人の和)が一人も居ない。私がたぶん唯一である。また、”industry people”つまり教育・研修産業や人材コンサル系の人たちが居らず、大学の教職員が圧倒的に多い。それでも(?)フレンドリーで、隣に座れば自己紹介するのは当たり前という、入りやすい雰囲気がある。

この年次総会は、ALE創立25周年記念大会だそうである。1990年創立というのはよく分かる時期。90年代はアメリカの大学のリーダーシップ教育にとっては画期的な時期で、全国のキャンパスに文字通り爆発的にリーダーシップ教育が広まった時代である。社会的にはリーダーシップが大切ということはもっと前から合意されていたのだが、そのリーダーシップというのは権限・役職を前提にしたものが中心だったのが、80年代に企業で権限と関係のないリーダーシップの重要性が盛んに言われるようになったこともあり、90年代に大学でも教えようという趨勢になってきたと言って間違いではないと思う。80年代までに米国に留学した経験のある人たちの多くは「アメリカの大学でリーダーシップ科目なんて見たことがない」とおっしゃるが、それは時期の違いなのである。(なお、例外的に、米国の軍隊では遥かに前からリーダーシップの経験論的な研究がされていた。リーダーシップスキルの低い将校の部隊では兵士が無駄死にしたり、士気が低かったり、反抗的行動が起きて戦闘力が落ちたりするからである)。

もしかすると今の日本のリーダーシップ教育は、段階としてはアメリカの90年代に当たるのかもしれない。スーパーグローバルについても、リーダーシップ教育という言葉があちこちの大学の構想に登場している。これが例えば「功成り名を遂げた著名リーダーを大学にお呼びして講演を聞き、学生は感想を書いたり議論する」という間違った(効果の極めて薄い)旧式リーダーシップ教育のブームにならないように望む。そのために、徹頭徹尾アクティブラーニングでリーダーシップを学ぶ立教の方式を公開し、全国の大学と共有したい。大学間の教職員と学生の交流をはかり、立教方式を一緒にさらに改善し、いずれはアメリカに対して、そして世界に対して発信できるリーダーシップ教育法を築きたい。今年はその元年である。(7月14日、ワシントンDCでのfacebook投稿より)

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システムコーチングのインパクト?

CRRシステムコーチング(R)応用編Relationship Intelligence二日目受講。今朝起きた時から首の右側が痛くて右方向を向きづらい。午後になって首だけではなく右肩全体が凝っているこたとを発見してビックリ(これまで肩凝りの経験無しという天分?をもっているのだ) 。昨夜寝違えたのかなと思うのだが、研修講師は「いや、新しい経験をしているからです」と嬉しそうに断言していた(笑)。 その方向にあてはまりそうなことを探してみると・・・これまで私は何度か自力で自分の殻を破ってきたつもりだが、パーソナルコーチングを受けたことで踏みきれたという経験は無い(アクションラーニングの問題提示者としてなら少しあった)。その意味でコーチングの効果にまだ半信半疑なところがあって、それでコーチとして踏み込み不足になっている気がする。コーチングを受ける側になるとか、きょう以降思い切りコーチとして練習してみるとかで「エッジを超える」と、生まれて初めての肩凝りも消えるのかも?(6月13日Facebook投稿より)

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リスク無しの「場作り」?

私のリーダーシップは「場作り」です、という人が立教にはとても多い。これが結構歯がゆい。人を傷つけないことを最大の成果目標にしているのではないか。そんなんじゃリーダーシップとは言えない。「親睦が唯一最大の目的」という和み系同好会レベルだよ。別の大きな、高い成果目標を掲げて、その目標の実現のためには、俺は(私は)切り傷ぐらいは覚悟だよ、だからあなたはせめて擦り傷ぐらいは我慢してね、バンドエイドはここにあるから、というくらいじゃないとリーダーシップとは言わないでしょ(5月21日Facebook投稿より)。

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PM理論とリーダーシップ最小3要素

BLP同僚の舘野さんがチーム状態の改善のためのヒントとして図解をしてくれたので、それに触発されて考えたことを共有します。
1) この図は、PM理論に基いて、P(performance:成果達成)とM(maintenance:人間関係構築・維持)の高さによってチームの状態をPm(左上),pM(右下),pm(左下),PM(右上)に分類したもの。
2) 4つの分類だけで終わってしまうとつまらない(実用的価値がない)ので、「一言アドバイス」にあるような「行動」でチームをなるべく右方向・上方向に持っていくことが大切。
3) (ここからが私の考察) これに関連して、右方向に持っていくときにはどんなリーダーシップ行動が必要なのか? 上方向に持っていくときにはどうか? それぞれについて目標設定・率先垂範・同僚支援が要りますね。例えば、学生のグループで最も多い3の状態を4の状態に持っていくには、(例えば)(1)新しく発生した、誰の仕事か分からない仕事をお互い放置しないことにしようと提言し(目標設定)、(2)自らそのような仕事を1つ引き受け、それを報告(率先垂範)、(3)同時に発生した別の仕事があったら「誰かこれやってくれないかな、私も手伝うんで」と呼びかける(同僚支援)。また、ときどきある2の状態のチームを4に持っていくには、懇親会の企画について、やはり目標設定・率先垂範・同僚支援ができますね(4月29日Facebook投稿より)。

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役割分担?

高橋俊之さんが、立教の学生には、チームにおける自分の目標として、雰囲気作りと書く学生が最も多いと書いていたけど、チーム全体としての目標としては、「役割分担」というのが結構多い。おそらく、負担を公平化しましょうねという発想から書いている場合が多いのかもしれない。しかしリーダーシップに関係するところではこの「役割分担」というのが誤解されがち。というのは、A君は○○の係、Bさんは△△の係、C君はxxの係、などと決めてグループ作業を始めると、誰の仕事なのか分からないという仕事が続々発生してくるのが普通。これは学生のグループワークでも職場でも普通でしょう。このとき、「私の仕事ではない」と知らんぷりするのは典型的なリーダーシップ不足の症状。「権限・役職・カリスマに関係のないリーダーシップ」を目指すなら、こうした仕事を「率先」して引受け、「こんな仕事に気づいたからやっておいたよ」と皆に報告することで、他の人にもそれを促すという「垂範」をせねばならない。皆がそれをし合うと良いチームになる。そのうちに、お互いの得意・不得意もわかってきて分担が定着してくることもあるが、それは当初決めた分担とは違ってくることもある。その意味で、「分担」は皆がリーダーシップを発揮した「結果として」「実績として」決まってくるものなので、最初の分担はごくざっくりした暫定的なものだということを共通認識として持っている必要がある。BL0あたりではこれは学生に言っておいたほうがいいかも(4月22日Facebookより)。

[追記]この元投稿はFacebookで、これについてはFacebookで松永正樹さんから「これは文化的な面で言うと、『ウチのことについては』という条件がつきますね。これさえ担保される状況なら今でも通用すると思います。」というコメントをいただきました。

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