新学期開始
経営学部では舘野さんとSAや新設のCAら、そしてボランティアの上級生たちの創意工夫でウェルカムキャンプとBL0の接続が良くなり、BL0開始初日から学生たちがリーダーシップを意識している様子が伺えます。さらに、なんと半数以上のクラスでは初回授業より前(つまりウェルカムキャンプと昨日の間の一週間)にクラス懇親会を自主的に開催したそうです。こんな盛り上がりは10年目に入ったBLP史上初めてのことです。余勢をかって、数週間後にクラス横断の懇親会を広いところでやろうという企画も持ち上がっています。ウェルカムキャンプでのBL0のクライアント(H.I.S.)さんのプレゼンテーションには経営学部第一期生河北君がブノンペン支店長としてビデオ出演するという嬉しいできごともありました。
今年度のBLPの課題はBL0/1/2/3の接続をさらに強化すること、BL4をキャリア教育寄りに方向転換すること、そして(GLPと共通ですが)私が居なくても済む体制づくりです。
全学のGLPでは男子の応募が急増しました。昨年秋のサンディエゴのILAでは「男子学生をいかに授業にengageさせるか」という分科会があって、リーダーシップ授業での女子優位は日米共通の現象なのかと思いましたが、今年のGL101はそうでもないことを予感させます。クラス数を増やしたのに男女あわせての応募総数も増えて追いつけず、定員の2倍以上の応募がありました。教員で手分けして希望理由書を読んで(私の担当は200枚以上!)合否判定をしたのですが、昨年・一昨年よりさらに高校時代からリーダーシップについて経験と内省をつんでいる人が多く、希望理由書の質が全体に高くて判定に非常に苦労しました。
今年度のGLPの重要課題は、GL300番台まで続けて履修する学生数を増やすことです。GL202以降は授業が英語になるのですが、その準備のための英語は学生が各自で勉強することになっており、そこがネックで202以降に学生が急減するという現象が起きています。そこで今年度は、「この授業で習得するリーダーシップは、多国籍チームで発揮するためのものだ」と繰り返し強調して、300番台までとらないともったいないという意識をもってもらう計画です。企業からいただいた寄付金を原資に渡航のための奨学金制度も創設しました。
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