真夏の連日アクションラーニング
来年4月のウェルカムキャンプでまた(三度目)新入生全員にアクションラーニングを体験してもらうために、この夏はアクション・ラーニング・コーチ養成講座を、RALs( Rikkyo Action Learners)と日向野ゼミ合同で行なっている。連日4ないし5つのフルセッションを行なって学内コーチ認定試験を兼ねるというものだ。幸い、連日学外ゲストが入れ替わり立ち替わり来て社会人ならではの「問題」を持ち込んでくださるし、アクションラーニングが初めてのかたも多く、コーチ役になる学生には適度な(時にシビアな)試練の場になっている。セッション中のコーチぶりと、終了後のセッションジャーナルの内容とで合否を決める。落ちて夏休み中や秋に再試験の学生も数多く居る。
組織内コーチを認定する公式の(協会認定の)資格は、協会シニアコーチである私たち少数の教員にしかないからこうしているのだが、夏休み中の集中9日間(きのうはDay 4)は実はかなりつらく、持続可能性の点で不安があった。それを昨日ちょっと口に出したら、数時間後には、参加した受講生と卒業生から、年間で三段階(AL101からAL301)に有機的に講座を分散して負荷のピークと総量を下げる提案が出てきた。素晴らしい。ありがたい。私もやる気がまた出てきたし、こういうときにも、リーダーシップ教育の成果を実感する。
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