海の日にリーダーシップ教育の将来を考える
海の日に、「教職員が立教のリーダーシップ教育の未来を考えるワークショップ」があった。高橋 俊之さんの発案で、ワークショップ運営の達人・舘野さんとの共同運営という強力タッグである。日頃のミーティングでは授業運営で手一杯で、いま目前にある問題(最大でも半年先)の解決に追われる一方、少し長いレンジの計画はもっぱら日向野が担当していたので、今回初めてそれをリーダーシップ教育に関心のある教職員おおぜいで考える機会になった。BLPとGLPの教職員に加えて、理学部・法学部の専任教員や、冬から春に実施した職員リーダーシップ研修参加者も参加してくれた。この日に話したことは何も拘束力を持つものではないが、かえってその分、自由に発想を広げられたように思う。今から15年後の立教の理想状態として、私の班の若手から出てきた案は特に素晴らしかった。「全教職員が自らリーダーシップを体現している状態」というものだ。そこから、もしそうなっていれば何ができるか。また、そうなるためには今から何をどうして行けばよいかを(例によって)PostItと模造紙で考えて行くのである。例えば、その理想状態が実現しているならリーダーシップの授業を担当する教員をリクルートするのは難しくない。全学部の一年生にリーダーシップ入門を受けてもうためには全部で200クラス開設する必要があるのだが、それすら可能に思えてくるから凄い。
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