サンノゼ再訪
4月上旬のワシントンDC・ボルティモアに続いて、サンノゼにほぼ一週間滞在して、サンノゼ州立大(カリフォルニア大サンノゼ校)を見学。もともとサンノゼ州立大の知り合いの教授Joyce Oslandさんが、サバティカルの間に1学期でも1年でも居たらどうかと言ってくれていたのですが、ホノルルのAPLPの全寮制リーダーシッププログラムに来ないかという話が急に入ってきて、まさにリーダーシップ開発が中心のカリキュラムだったのでそっちになってしまったのでした。
ホテルの近くの"Component"という駅からLight Rail (路面電車) に乗ってサンノゼ中心部へ。Component駅近くにはeBayの本社があって、駐車場が広大でした。Light Railはバスと同じように停車リクエスト制で、ドアの横やシートの上のバーを押すとstop requestedという電光掲示がついて停まります。きょうは行き帰りとも昼間だったので全駅停まっていましたが、乗客のもっと少ない時間帯は通過することもあるんでしょう。ダウンタウンに入ると低速でビル街の間を縫って走る感じになり、Paseo de San Antonio下車。降りると目の前にSafewayがあり思わず入店。
短期滞在なのにオフィスをもらえました(写真の左のほう)。学生バイト(ジャクリーヌほか)と相部屋ですが、学生は常駐しているわけではないし、たまに来るときは話を聞けるから今回の目的にとってはかえってよさそう。受け入れ教員がつきっきりで客員研究員(私)の相手をしていられるわけではないから、どこかに居場所があるというのが大切なので、一般に客員研究員はその居場所が個室である必要はむしろ低い、というか理想的には多くの人が通りかかるようなところだと一番良いんですよね。
初日にオフィスの鍵と駐車場のparking permitと新しくできたglobal leadership advancement centerとinterdisciplinary global leadership and innovation minorの資料をまとめて渡されました。この知り合い(立教に二回来てBLPの授業も見学してくれたJoyce Oslandさん)は実に周到。周囲からはなんとcloserと呼ばれている由。closerは最も普通の意味は野球で最後のほうに登場する切り札の救援投手。米国連続ドラマの"Closer"では、他にも証拠がある場合でも検事たちが決め手として欲しがる本人の自白を、苦労しながらとってついに立件に持ち込む(closeする)刑事。学者だと、共同プロジェクトが難航したときに何とかする頼りになるメンバーあたりか。一緒に本を書いたりすればこういう人がいると助かるというか厳しく働かされるというか。前回訪問したときから彼女のリーダーシッププログラムがだいぶ進化しているので、その経緯や苦労話を聞くのが非常に面白いです。
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