教育GP
立教に来てから早くも三年半、その間いつも最優先の仕事だった「ビジネス・リーダーシップ・プログラム」が文科省の「教育GP」の対象として選定されました。(経営学部のプレスリリース)(選定された理由とプログラム概要)
5月に連日深夜までかかって申請書を書き、8月末に面接を受けて(その直後ローマに飛んで一切忘れちゃいましたが)、9月末にようやく結果が届いたのです。面接の様子や噂から、これは受からないなと思っていたので9月30日に選定の通知をもらったときには実は驚きました。大勢の方々のお世話になってようやくこの一里塚に辿り着きました。大学の正課でリーダーシップを開発するという試みがようやく認知されてきたようで嬉しく思います。
選定の通知が来る前に、神戸大の金井さんのご紹介で関西大学商学部の川上先生から連絡をいただき、学部学生対象にリーダーシップ開発のプログラムを始めたので情報交換しましょうというお約束をしていました。そうしたら川上さん(以下こう呼ばせてもらいま
す)のプログラム(BLSP)も教育GPに選定されたので、遠路はるばる立教までお越しいただいて昨日初めてお会いしたときはお互い「おめでとうございま
す」でした。関大のBLSPは立教のBLPと違って選択科目なので学生数で見るとやや小規模ですが、しかし出口が米国でのプレゼンテーションだったり、四種類の科目の立体的組み合わせだったりといろいろと面白そうな要素があって、教えていただくところが多そうです。英語や留学もからんでいるので、立教BBLの松本さん・小坂さんも同席してもらいました(BBLも何とBLPと同時にGPに選定されました)。
教員の行き来だけでなく、学生も相互派遣したりするとおもしろいかも(学生諸君が関大と立教を往復する交通費は出していいのですかね?>文科省殿)。特
にBLPでは、最初のうちは「初めて会う人とディスカッションできるようになった」といった刺激的体験があるのですが、人数の少ない学部の中での積み上げ
型の科目なので学年が進むにつれてみんな顔見知りになってきて、BL3やBL4あたりでは学生間では緊張感が不足して、他流試合の機会を意識的に作る必要
を感じていたところなのでした。
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