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2008年10月26日 (日曜日)

バチカンでの再会

前回のローマ滞在のときに毎日のように通いつめたバチカン近くのトラットリアにまた行こうと、日本を出発する前にGoogle Mapで見ると、店舗名が違っていたので、閉店したかとがっかりしていました。しかし、念のためと思って今回行ってみると内装工事中のようなカバーがあり、声をかけると奥から店主が出てきました。

最初は分からなかったようですが(無理もない)、店主とお嬢さんと私で一緒に四年前に店内で撮った写真を見せると相好を崩して「ああお前か」というふうでした。(同じ写真が店内に貼ってあったのには後で気づきました。ついでに、この店主がもう少し若い頃料理人だったことも別の写真から分かりました)

 改装中で食事できなかったのが残念しごくでしたが、内装工事の監督の手をやすめて近所のBarに連れて行って、学生3人ほどと僕にカフェをおごってくれました。英語はほとんど一言も話せず、こちらもイタリア語は挨拶程度なのですが、そう複雑な用件でもないのでまあ無問題でした。前回言葉が通じずに不便だったので帰国してから料理関係のイタリア語を勉強したのですが、今回はその店では使う機会がなく残念といえば残念。逆に、他の店ではかなり安い店でも英語がよく通じるところが増えていたのであまり出番がないといえばない。住むなら別ですが、旅行目的なら、イタリア語を勉強することの機会純収益は低くなっていると言えるかもしれません。

それにしてもあの店の料理は、安いのに美味くて感激しました。いま考えると、メニューが短くて、その日出す料理の種類を絞ってコストを下げていたんでしょう。他にもこういう店はところどころありそうです。高いお金払えば、いまやロンドンですら(失礼!)そこそこの味のものは食べられますが、イタリア・フランス・スペイン(それにもちろん日本、特に大阪?)では安飯屋が美味で、節約志向の旅行者の天国のように思えます。

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