台北のスクーター
台北でも二輪車は多いのですが、四輪車を圧倒するというほどの数ではありません。また、ホーチミン市と違って、台北では二人乗りはカップルぐらいのものでした。十数年前に台北に来た時には今のホーチミン市と同じように3人乗りは当たり前で、4人や5人も見かけた記憶があるのですが、もうそれは過去のことのようです。また、スーパーカブのような実用オートバイが多いベトナムと違って、台北の多数派はスクーターです。上の写真、右側通行であることを除けば、日本とあまり変わらない光景です。
また、二輪車を歩道の上や下に停めるのは合法化されているようで、それ用と思われる白線が路面に引いてあります。
こっちの場合↓も合法なのかどうかは分かりませんが。
台北に着いて翌朝8時頃の食事のときに、2階にある食堂から眺めていると、すぐ下にある大通り(松江路)のバス停で待っている人、乗り降りする人が皆女性なので、どうしたことかと思っていました。
どうやらこれは、通勤時間だったので、女性はバスや地下鉄など公共交通機関で、男性は4輪や2輪の車で通勤通学する人が多いせいのようです。
十数年前に台北に家族で来た時には、実は米系レンタカーを借りて台湾の北半分を時計回りに半周してみた(いま考えても結構冒険ですが、他の国ならともかく台湾や日本なら大丈夫だろうという計算で)のですが、そのとき暫く走った台北市内の交通状況とは当然大違いです。そうそう、そのときは借りた車(箱形の日産サニー)のタイヤの空気が抜けていて、田舎の自転車屋さんで入れてもらったり、別の日に観光地らしきところで伊勢エビを食べてボラれたりしたことも思い出しました。今回お会いした長庚大学の先生の一人は、台北市内が変わったと言っても、地方の変化には遠く及ばないと言っていたので、あの頃ドライブした田舎はどうなっているのか、また行ってみたい気もするし、無惨な変わりようを見たくない気もします。
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