« 怒濤の新学期(その3)〜メルマガ第52号 | トップページ | なぜリーダーシップなのか〜メルマガ第53号 »

2006年7月22日 (土曜日)

久々の大学セミナーハウス

学生と合宿に行くときにはここ数年ほとんど常に貸別荘に行って自炊することにしているのですが、今月は貸別荘ではなく久々に八王子市の大学セミナーハウスに行ってきました。1年生の基礎ゼミで、学期最後の発表会のためのポスター書きが目的です。

都立大のすぐ裏の野猿峠(やえんとうげ)にあるので都立大時代は午後にゼミをして、その後バスで移動してセミナーハウスへ、とか逆にセミナーハウスで前泊して翌日大学へ、といったふうに使ったこともしばしばでした。私自身学生のときに、故石川経夫先生のゼミで合宿に来たのが最初で(あれは多分三十年くらい前)、その頃は周りには何もない荒れ地でした。十年か二十年前に東京近辺の大学を卒業された方なら、学生時代に一度はここを訪れた人も多いのではないでしょうか。質素な設備をむしろ売りにしていた時期が長く続き、今時の学生には敬遠されるようになって、昨今は設備の近代化をはかってきたようです。

久しぶりに行ってみると受付でばったり元都立大総長の荻上さんと遭遇。どこかの大学に移られてゼミ合宿にでもいらしたのかと思いきや、大学評価・学位授与機構に移籍され、2004年からはセミナーハウスの館長もされている由。荻上総長時代の最後の頃に小生は評議員だったので、入試期間中などは数時間総長室で同席して親しくお話しする機会などもあったのを大変懐かしく思い出しました。

緑の豊富な広大な敷地は、都内では今や大変貴重です。木が成長して立派な森になっていました。宿泊した新築の「さくら館」という綺麗な建物も快適でした。一部の宿泊棟には自炊設備があるのですが、ガスが封印されており使えません。火災を恐れてのことでしょうか。寝室は設備の面では貸別荘よりむしろ快適。机・椅子・LAN端子もあって充分仕事できる環境ですし、セミナー室はプロジェクタやパソコン・AV施設完備なので、個人的な好みを言えば、自炊可能ならもっとどんどん使うのですがね〜

|

« 怒濤の新学期(その3)〜メルマガ第52号 | トップページ | なぜリーダーシップなのか〜メルマガ第53号 »

01. 教室の内と外」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 怒濤の新学期(その3)〜メルマガ第52号 | トップページ | なぜリーダーシップなのか〜メルマガ第53号 »