The American War

ベトナム旅行記最終回は対米戦争について。ベトナム戦争The Vietnam Warというのは米国側から見た呼称のようです。実はそのことに気づいたのは、The Rough Guide to Vietnamを読んでいたら、抗仏戦争がThe French War、対米戦争がThe American Warと書かれていたからです。
この戦争の痕跡は三十年経った今でも残っています。残っている部分とあえて保存されている部分とがあるでしょう。観光客が見るのは保存されているところが大半ではないかと思えます。上の写真はホーチミン市郊外の激戦地クチKuchiにある地下トンネルのそばで、キャタピラーが取れて地面に半分埋まっている米軍の戦車、そして記念撮影する観光客。下はトンネルです。左右は細く、上下は短くて、体格のいい白人は本当にゆっくりとしか移動できないサイズでした。

数々の映画で登場するワナの一つのタイプ。踏むと脚を釘に刺されたまま体重がかかってしまいます。
ジャングルや高地・平地を制圧してサイゴンに攻め上り、ついに南ベトナム政権の統一会堂まで北ベトナム軍が進駐し、この広場までやってきました。写真下の左の方に北ベトナム軍の(ソ連製)戦車が飾ってあります。

こちらは逃げ遅れて捕獲されたらしい米軍のヘリコプター

これは枯れ葉作戦の被害などを展示した記念館で、中学生らしい一団が教師に連れられて見学に来ていました。展示の内容からも、邪悪な敵=米国に対して人民が団結して勝利したということを徹底して学ばせようとしているように思えました。

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