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2005年7月の8件の記事

2005年7月31日 (日曜日)

『「日本を変え」る?』の雑誌掲載

2005-7S.jpg

メルマガやこのblogで何度か書いてきたホリエモン事件ですが、独立行政法人・日本労働政策研究・研修機構の出している「Business Labor Trend」という月刊誌に載せていただいたものが、発売後一ヶ月経ってback numberとなり、pdf版で見られるようになりましたので、ご案内です。

ここからダウンロードできます。
1人1ページの短文ですが、以下の9人分を合わせたファイルで、1MBありますので電話回線の方はご注意。

稲上毅・法政大学教授/落合誠一・東京大学教授/小佐野広・京都大学教授/鈴木不二一・連合総研副所長/ ロナルド・ドーア・ロンドン大学名誉フェロー/濱口桂一郎・東京大学客員教授/ 日向野幹也・立教大学教授/ 柳川範之・東京大学助教授/ 吉原和志・東北大学教授

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2005年7月28日 (木曜日)

東インド会社とMBO

日高市での講演川女での出張講義で、最初の株式会社は東インド会社だという話をしたんですが、それ以前にも、航海ごとに出資を募る、いわばプロジェクト別のものはあったのですね。それが会社として連続性のあるものに出資するという形になったものの最初が東インド会社だったわけです。

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2005年7月24日 (日曜日)

日高市で講演

23日には埼玉県日高市の「日高ライブラリーカレッジ」で講演でした。このカレッジは今年でもう16年になるそうで、開始当初としては全国でも珍しい、市民が企画する生涯学習講座だそうです。会場は日高市公民館を借りてはいるものの、企画から運営まで全て会員の方々がなさっているとお聞きして驚きました。都立大にいた頃にも、キャンパス近隣の方々を対象にした公開講座(目黒、八王子、立川、新宿など)や、都民カレッジ(有楽町)、さらにCOEカレッジ(新宿)等の講師をしたことがありますが、講師の人選や交渉まで、聞く側の方々がなさっているという今回のような企画は初めてでした。

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2005年7月21日 (木曜日)

法と経済学会で発表

去る週末に、北海道大学で第3回法と経済学会全国大会がありました。「資本」という考え方は会計ではごく当たり前のように使いますが、法律とくに商法ではずいぶん違う意味に使う、ということは弥永真生さん(筑波大学)が論じていますが、僕は、経済学の資本とはどう違うのか同じなのかを考えてみました。以下に当日使ったままのPowerPointの画像を載せます(これって見づらいですかねえ?)。

当日いただいたコメントを参考に加筆したものが、来月法と経済学会のウェブサイトに載るはずです。
(8月3日追記:ここにも載せました)

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2005年7月12日 (火曜日)

「日本を変え」たか?
金融メルマガ第40号(6月14日配信)

以下のメルマガ本文中には新聞の記事データベースへのlinkがあります。しかし、新聞の発行日からある程度日数が経過すると新聞記事自体がサーバから削除される(日経の場合約3ヶ月)ため、link切れになると予想されます。予めご承知ください。

このメルマガは現在も日本評論社から毎月配信されており、このblogには約一ヶ月遅れで再録されます。

メルマガのお申し込みはこちらからどうぞ。

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金融メルマガ第40号(6月14日配信)"

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2005年7月 9日 (土曜日)

川越へ出張講義

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7月7日は埼玉県立川越女子高校(通称カワジョ)に、出張講義に行ってきました。題目は「『日本を変える』? :株式会社の意味」で、ホリエモン騒動で高校生にも知られるようになった企業買収の現在と将来についてです。

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2005年7月 5日 (火曜日)

PastaとPaste

pasta.jpg

アンチョビペーストの箱を見ていて気づいた(遅い!)んですが

イタリア語のpastaって、辞書を引いてみると、日本でいうパスタ(麺類)という意味と、英語のpasteという意味の両方を持っているんですね。そういえば麺を作る時も、練るという工程が欠かせませんから、pasteと同じ単語になって不思議はないのかもしれません。

アンチョビはaccuigaなので、アンチョビペーストはpasta d'accuigaになるのでしょう。なので、「アンチョビペーストのパスタ」なら「パスタのパスタ」になってしまいますね。この製品、チューブの方はイタリア語で、箱は英語と日本語なので、日本の輸入業者がイタリアから輸入して、外箱だけ国内用に作ったのでしょうか。

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2005年7月 4日 (月曜日)

キャベツとアンチョビ

anchovypaste.jpg

いま激安のキャベツを使って、キャベツとアンチョビベーストのパスタをまた作ったので、今度は忘れずにアンチョビベーストの写真を撮っておきました。中味は茶色のペーストです。アンチョビ(カタクチイワシ)はアメリカ式ピザにもよく使われているトッピングですね。(僕が小学生だった頃南米のペルーが漁獲高世界一で、それは大半が確かこのアンチョビだと習った記憶があります。それ以降の事情は未確認ですが。)  

このペーストにしろ、それから缶詰や瓶詰になっている板状のフィレにしろ、アンチョビは保存のために塩をきつくしていることが多いので、塩味の度合いを確認してから使うほうがいいと思います。

キャベツは今たいへん安く、農家は出荷してももとがとれないので潰しているとも報道されています。いま立教大学で現代経済学という1年生向けの経済学の講義を持っているので、授業では、このキャベツの価格暴落を「供給曲線が右へシフトしたために価格が大きく下がった例」として使っています。これに限らず、日経新聞の商品市況面は、ミクロ経済学、特に需要曲線や供給曲線のシフトの事例として使えるものが盛りだくさんです。

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