もう英語のカタカナ表記はやめたい(その4)
英語への入門としてカタカナ表記が良いというのは全く間違っていることはもうお気づきと思います。
カタカナ表記をやめて英語そのものを書くようにすると、今までカタカナ表記をしていたところが英語に置き換わるだけではなくて、いろいろな副作用が出てきます。
良い副作用の第一として、
(1)縦書き表記には英語は合わないので、カタカナ表記英語を減らして、可能な限り日本語でいいかえるようになる
それから、
(2)やむを得ず残った英語についても、今までカタカナで憶えていたので綴りや発音があいまいだったのが、辞書などで確認してから書くようになる。
(3)単に新しげな響きがほしくてカタカナ表記を濫用していた官庁作文が変わる
どうです? 良いことが多いですよね?
ただ、負の副作用として、
(4)日本語の文章の中に英語を混ぜて書くと、キザな奴だと思われる
これは、英語カタカナ表記全廃運動の大きな障害となります。キザな奴と思われたくなければなるべく日本語に言い換えようとするでしょうから(1)と同じ効果もあります。ですが、どうしても対応する日本語がない場合(そしてそういう場合だけ英語を使うようにしていこうというもこの運動のめざすところです)というのは残るでしょう。
ここはぜひ国語審議会あたりに思い切って「英語のカタカナ表記は極力避けるものとする。例外はコレとコレ」などと定めてほしいところです。なんで急に政府が出てくるんだ?お上に頼るのは良くないのではないか?とうぶかしむ方もあるかもしれません。しかし自国語をどうするかというのは多くの国で重大な政策問題で、時には選挙の争点にすらなるくらい白熱しうる問題なのです。英語上達の最も重大な障害の一つを解消し、同時に日本語の伝統を守るために、英語のカタカナ表記全廃政策を真剣に検討してほしいと考える次第です。
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