もう英語のカタカナ表記はやめたい(その3)
ここで、「カタカナ表記にしたばっかりに強勢の位置が狂って英語として通じなくなってしまった単語」の例をあげてみます。特に、英語の綴りを見れば強勢の位置は明白なのに、カタカナにするとその情報が落ちてしまう悲惨な場合です。カタカナ風発音でも、強勢の位置さえ合っていれば何とか通じるのに、ここに書いた単語の場合はそれすら望めません。
ストレス stress
クロス cross(交差)cloth(布)
クラス class
フイルム film
クラブ club
プロ pro(略語)
スミス Smith(人名)
トロイ Troy(地名、人名)
短くて使用頻度が高い単語ばかりです。いままでこの単語を一度も使ったことのない人、いますか? 海外に行ってもカタカナ的発音で結構、でも強勢の位置が違っていてはまず絶対と言っていいほど通じません。カタカナ表記をやめてしまえばこういう悲劇はなくなります。
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