質問の効能
ピザを食べ過ぎた翌朝は紅白戦。花粉でテニスできない自分はコートサイドで見物するしかない。よしんばテニスできる体調であったとしても、選手たちの打球の速さを見ていると、自分がコートに入って練習に貢献できるとは思えない。それなのに一試合が終わると選手たちは走ってこちらに来て、律義に「アドバイスお願いします」と言う。
はてどうしたものか。「エラーが多いな」とか「もっと走れ」とかテキトーなことを言ってもかえって恥をかくだけだろうと思うので一回目は「元気でいいね。頑張るように」とか無難なことを言って帰すが、ふとアクションラーングの手法を使うことを思いつく。「まずコーチのところに言って助言もらってきなさい」。コーチのところに行ってからこちらに来た選手には「コーチに何と言われた?」「その助言は腑に落ちる?」「これからどう練習する?」等と問答すれば本人の学習の定着には役立つだろうし、「アドバイスお願いします」という殊勝な心がけというか習慣も無駄にならない。これは質問会議のコーチ役が、コンテンツに全然入り込まなくても(コンテンツがあまり分からなくても)メンバーの学習を促進することはできるというのとほとんど同じなのじゃないか。
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