21 posts categorized "05a. 質問会議/ Action Learning"

05/24/2012

「反転」授業?

スタンフォードの「逆転授業」が話題になっています(例えば東大の山内さんの記事)が、それと同様の試みは日本でも行われて来たとも聞きます(例えば早稲田大学の向後さんらのeスクール)し、講義系と演習系というふうに広くとらえてみると、「本はみんな読んできて授業時間中は議論しましょう」という方式は昔から演習形式の授業の前提だったとも言えます。その意味では「反転」の歴史は意外に長いですね。

ただ、この「みんな読んできて」という部分の能率や意欲については、

1)一人ですいすい本を読んでくる人(研究者に向いてる人かも)、
2) 仲間と一緒に読書会するほうがいい人、
3) 視聴覚教材のほうがいい人、

と個人差があるんですね。

その中で3)について、モバイル適合的な視聴覚教材を用意して受講生に見てきてもらう、というのが今話題の「反転授業」の主なトレンドなのだと位置づけられるかもしれません。また、伝統的なチューターシステムつまりメイン授業と並行してTA主導で宿題教材の読み合わせをしてからメイン授業に臨むというのは1)と2)の組み合わせとも言えるかもしれません。

なお、いま私のゼミでは、2)と3)を組み合わせて、授業の前に数人の班ごとに読書会をしてもらって、まとめビデオをyoutube(限定公開)にあげて、ゼミ全員が自分以外の班のまとめビデオを授業前に見てきて、授業時間中は班の間の違いを議論したり、その場で気づいたことを議論したり、関連知識や関連文献を日向野が紹介する、という方法を試しています。テキストはエドガー・シャインの『人を助けるとはどういうことか』。なお、実はこの本の中では質問の方法や分類がとても重視されていてアクションラーニングに直接役立つので、この本を読みつつALセッションをゼミ時間内に実行したい、しかし両方する時間がない、その時間を稼ぐための苦肉の策として考案したものなんですが、けっこううまく機能している気がします。


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日本アクションラーニング協会での講演

2011年11月に日本アクションラーニング協会のエクセレントアウォード2011をいただいたときの受賞記念講演の映像です。私と、SAたちが話しています。

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ASTD Certificate Programs

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(デンバーでのCoaching Certificate講座にて。左から、ベネズエラの社長さんFernando、私、ミネソタ大学公開講座の講師Maxine(名札の主のポルトガル系ハワイアンCherieは移動中)、サウジアラビアから来た無口なAbdullah)

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コーチングとSBIフィードバック

 Coaching Certificate講座は、受講生たちとのディスカッション7割・講師からの講義3割くらいの比率で進んでいた。そのためテキストはかなりすっ飛ばすというか、読めば分かるところをわざわざ説明しない。受講生たちがひっきりなしに手をあげて質問したり経験談を語ったりするので、自然にそうなるとも言える。日本人ばかりの場合は皆講師に気をつかって(および、他の人にどう思われるかを恐れて)決してこうはならないのでは。グループで特定の問題について話してもらってからそれを教室全体で共有するという方式なら日本人も大丈夫ですけど、一人でスパっと手を挙げるという人は学生でも社会人でも少ないですね。  コーチングに使う質問の練習の時間帯があり、アクションラーニングの練習の蓄積を活かしたらペアを組んだ米国人(モーガン・フリーマンみたいな人)に感心された(へへ)。これで思いついたんだけど、アクション・ラーニングの練習をひと通りしたら、質問力だけにフォーカスした練習を、コーチングの教材を使って行う方法を思いついた。日本に帰ったら試してみよう。
 アクションラーニングと同様にクライアントを支援することが目的で、質問力が重視されるが、質問の性質・傾向について多少違いがあり、アクションラーニングに比べると少し誘導的なものを許容する傾向があるようだ。ではファシリテーションと同じ方向の質問かというと、また少し違う。逆にある種のコンサルティングとも多少は重なるところがある。より広い「支援」の一つの形だから質問が重要になり、質問の種類が少し違うということなのだろう。  きょうはロール・プレイもあり、コーチング対象のクレイグの役をやる番になって、ちょっと暴れてみてw面白かった。ただ、コーチ役のほうはただしくコーチすればいいので方向性はまあはっきりしているのだが、コーチング対象の社員(でありなおかつクライアント)であるクレイグについては、どのように暴れたらいいのか充分に研究?する時間が与えられず(あるいはそのように設計されておらず)、難しい面もあった。また、他のメンバーたちのクレイグ役としての暴れ方はもっと凄くてコーチ役にあたった私は困惑したが、コーチ役2ラウンド目は多少マシにできたかも。  BLPで節目節目で使うSBIアプローチによる相互フィードバックは、「成績評価には使いませんよ」と明言しているのだが、「じゃあ何のためなのか」と言われれば「お互いの向上のための贈り物なのだ」と説明している。これは実はコーチングなのですね。ポシティブ・ネガティブと言っているのは、コーチングの用語でいうと、reinforcing(もっとその方向でやったほうがいいよ)とredirecting(ちょっと違う方向でやったほうがいいよ)という二種類のフィードバックで、どちらも建設的であることがはっきりするでしょう。なので、コーチング(のうち特にフィードバックのしかた)の技量をあげることが目的でもあるんです、と受講生にも言っておいたほうがいいのかもしれません。

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Teaching, coaching and learning

「ティーチングからラーニングへ、と言われて久しい」のだそうですが、教師が教室内外ですべき仕事は何か、という意味では「ティーチングからコーチングへ」あるいは「ティーチング専業からコーチング・ティーチングの兼業・使い分けへ」のほうが正確ですよね。コーチング以外にラーニングをデザインするという仕事も含めるなら、「コーチング・ティーチング・ラーニングデザインの兼業」か。ああ忙しいw ただ、教師がKhan Academyみたいなビデオを自分で作ることにこだわらずどんどん外部のものを使うようにすると、未来の教師はコーチングとラーニング・デザインに特化することになるのかもしれませんね。これは面白いかも。

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BLP内部にリーダーシップ開発論を設置したい

ジョイスさんがサンノゼ州立大でやっていることからヒントを得たのですが、いま経営学部のSAで行なっている質問会議などの研修は、典型的なリーダーシップ開発ツール教習なので、これをもっと広げて、「リーダーシップ開発論」という授業として(例えば後期に)開講したらどうでしょう。リーダーシップを教える、つまり他人にリーダーシップをつけさせるにはどうしたらいいか学ぶ科目です。SAになりたいという人はこの単位をとってなくてはいけないし、SAになるのとは関係なく開発論そのものに興味がある人もいるかもしれません。  わざわざ「開発論」と銘打っているのは、リーダーシップという現象を解明するリーダーシップ論とは区別して、受講者にリーダーシップをつけさせるにはどういうツールをどう使ったらいいか、それは何故かという、いわば研修方法とその理論の勉強だからです。BLPで既に使っているプロジェクトベーストラーニングの基礎理論や、振り返りの理論や、成人学習の理論も少し、それから質問会議の理論も当然入りますね。企業研修の最先端で使われているツールのどれが学生向きかを吟味したり、学生向けにカスタマイズしたりという作業も面白いかも。準備するのも大変そうですが、しかし非常に面白そうな気がします。  こういう構想ってただちに実現できないとしたら、まず最初は単位にならなくても熱心に参加した人が一定の数居た、という実績があると強いんですけど、希望者は集まりますかね?

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04/02/2012

ワシントンDCでアクションラーニング

 ワシントンDCで三大学を訪問する旅に来ているのだが、ちょうど、郊外のアレクサンドリア市(バージニア州)にあるASTD本部でアクションラーニング基礎講座があったので、二日間受けてきた。東京でGarry Luxmooreさん(WIAL豪州代表)のグローバル講座を受けてきたばかりだが、今回の内容とダブりは意外に少なくて、今回は企業の具体的な経営問題をアクションラーニングで解決しようとする場合におこりそうな問題とその対処方法を、講師と受講生がともに出しあって議論することに相当の時間をさいていた。講師は当初Marquardtさんの予定だったのが、急遽Arthur FriedmanとJoanna Irvingという人たちに代わってしまい、「あれま」と思ったらこの人たちも極めて優秀なコーチで、刺激的だった。受講生たち(12人)はアクションラーニングがまったく初めてという人が大半だったが、コーチたちの熱心な指導のおかげで、時間が経つにつれてどんどんアクションラーニングにのめり込んでいくのが分かった。二日間終わると、次のステップに行きたいという人が大半だった。  アクションラーニングのセッションそのものは二日間で合計4つだけだったが、ALコーチ役と問題提示者役に志願した。
 12人のうちnative speakerでないのは、一緒に行った同僚の森永さんと私と、ドイツ人女性1名の合計3名だけ。語学的には、実は一般メンバーになるのが一番ハードだということも経験した。例えば一番最後のセッション(二日目午後)では、私の耳には少し聞き取りづらい話し方をする女性が問題提示者になり、近所に犬を放し飼いにしている人がいて迷惑しているがどうしたらいいか分からないという問題を提示した。私は犬のことはまったく分からないので、その犬は大きいのかとか、途中で出てきたanimal controlという役所だかNPOだかは一体何なのか等いちいち質問しなくてはいけなかった。いい加減に聞き流していると問題再定義のときに非常に困っただろう。あとで聞いたら問題提示者の住んでいるメリーランド州は全米で一番犬が多いところで犬のことをよく知らない人などいないらしいw しかもこのセッションのコーチ役の人はファシリテータとALコーチの違いを理解していなくて、しばしばコンテンツに入り込んできてしまうので、一般メンバーである私が質問によってコーチの役目を補完しなければならなかった。
 ALコーチ役は(日本で充分に経験している人なら)皆の表情に気を配って入ればさほど難しくはない。コーチ役に関して今回学んだこととしては
1) 日本語でのALコーチ経験があれば、それが英語に代わっても格段に難しくなるわけではない。極端な話、コンテンツが全部わからなくても、皆の表情を読み、ルール違反に注意していれば、非定例介入も充分できる。
2) LuxmooreさんもFriedmanさんも問題の再定義の一致にはあまりうるさくこだわらないが、Irvingさんは日本式に、二度・三度と再定義の一致を確認するよう指導していた。このように協会の講座を担当するレベルのコーチの間にも多少のやり方の違いはあるようだ。
3) ALコーチの非定例介入の方法の一つとして、黄金の三本組ともいうべき質問セットがある。
a) I noticed xxxx is going on. Does anybody noticed that?
b) How do you feel about it? (What is its impact on the group?)
c) What would you like to do about it? 
 これはグループの関係性の問題を、グループに気づかせることで問題解決と学習の両方を促すのに強力な効果がありさまざまな場面で使えそうだ。

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02/19/2012

山形で合宿研究会

 粉雪の舞う山形での学会(合宿研究会)終了。参加人数20-30人くらいで、特定の研究テーマについての議論やスキル向上を目的について毎年開かれる会で、今回は「海外の学会でプレゼンする」ための練習。数カ月前のエントリーから当日のプレゼンまでをカバーしており、やりかたについての講義を聞いた直後に実際に各自当日のシナリオ(発表原稿)を作りプレゼンし批評しあいコメントをもらう、という極めて実践的な内容だった。学生時代にはそういう訓練を受けていないので今まで我流でやってきたが、今回のようなトレーニングをもっと早く受ける機会があればよかった。EAPを学部学生のときに受けられる経営学部生がうらやましい。  初日が終わったところで懇親会があった。普通、学会や研究会のあとの懇親会というのは、「おつかれさま」という意味もあるのだが、今回は翌朝一番から各自プレゼンしなくてはいけないので、「おつかれさま」どころか、講義で仕入れたノウハウに基づいて自分のスライドや原稿を直すために皆早く宿に戻りたいので、どちらかというと懇親会は翌日のセッションで遠慮無くコメントしあうためのアイスブレーキングの意味合いがあることにきづいた。  ただ、私を含め年長組は(経験上、地元の美味いものがあるに違いないと思っていてw)ついつい二次会に行ってしまい、私は翌朝早く起きてスライド直しした。7月のバージニアと10月のコロラドで学会発表があるのだが、まだ論文は影も形もないため、11月にホノルルで行なったワークショップのイントロ部分を使ってみた。インタラクティブに行おうとするときにはスライド一枚あたりの時間を多めに見込まないといけないことや、ワークショップのイントロ部分だけを使うときにもイントロだけを聞いた人が何を学んで欲しいかをこちら側から明示しなくてはいけないこと等を指摘された。二番目の点はまったく盲点だった。  明日は別の研究会が終日ある。そちらは日本語だが、比較的少人数で相互批評がある点は共通している。秋のロンドンでのリーダーシップ学会が多人数のわりにフレンドリーで建設的なのにも驚いたが、今回の少人数ワークショップ的な研究会も非常に良かった。大規模学会の大きな部屋でのプレゼンとは別の魅力がある。

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12/03/2011

ホノルルで質問会議(アクションラーニング)

 ホノルルは雨期に入って、ほぼ毎日のように少しずつ雨が降る。夜は気温が下がるので、短パン半袖では寒い日も多い。しかし雨は長くは降らないし弱いのでカサをさす人はあまり居ない。雨のあとに晴れ上がることも多い。英国の湖水地方出身のBarkerさん(APLPの責任者)は故郷の気候との類似性を感じるのだろうか、自分にとっては11-12月がベストシーズンだと言っている(短期間にビーチや山の景色を楽しみたいという人には、はやり乾季4-9月のほうがいいのかもしれない)。
 さて、9月に、映画「12人の怒れる男」における質問の使われ方という形で予告篇授業をおこなっておいたアクションラーニング(質問会議)を、今週日曜と月曜に、学生を対象に実施した。目的は、リーダーシップのための質問力の養成。学生たちは、前にも書いたように平均年齢31歳、22カ国から来ている42人(の中から希望した者)。全員働いた経験があり、学歴としては修士・MBAが普通でPhDやMD(医学博士)もいる。共通言語は英語で、ネイティブは半数強くらい。
 今回の実施設計としては、全日程二日間で、初日に4-6人くらいでまる一日かけてコアメンバーを養成する(本当はこのコアメンバー養成だけで2日間くらいはあったほうがいいが今回それは不可能)。そして翌日はコアメンバー1人につき4人の新メンバーがついてセッションを4つ行う。人数は前日まで分からなくて辛かったが、初日は結局5人。なので、一応は20人まで収容可能な体制ができて、事前の調査で14人手を挙げていたのが結局10人だったので、3グループで済んだ。シニアコーチが全体で共有するときのことを考えると、このくらいの人数(テーブルごとのコーチを含めて15人)までのほうがやりやすい。タイミングが最悪(朝一番に重大なレポートの締切がある当日とその前日)であったのにもかかわらず、適切な人数だったのは良かった(Barkerさんの人数の読みも正確だった)。
 初日は日曜午後。参加してくれたのは、米国、クックアイランズ、インド、中国、マレイシアの学生。最初の三人はネイティブだ。最初にスライドで30分ほど導入し、あとは50分のセッションを1つ、日向野がコーチとして行い、そのあとは希望者がコーチになって、結局13時から19時まで6時間、小休止をはさみながらおこなった。翌日はこの5人が核になり、3つのテーブルに5人が分かれて入るという、結果としては結構恵まれた設定になった(グループの中に経験者が二人いると質問の質が断然高くなるだろう)。二日目のほうはノンネイティブの比率がぐっと高くなった。
 コアメンバーの一人で普段はエモーショナルでクラス内で多少浮いているところのある米国の女子学生が、コーチ役になるとメンバーの表情を読むのが抜群に上手く、非定例介入を毅然としておこなうという新しい面を見せてくれたのが嬉しかった(私がヒラのメンバーとして加わったセッションでは、私の本質的な質問について、「Miki、あの質問、もう少し後だったらもっと良かったかも」と後でコメントしてくれた。同じくコアメンバーの中国の学生は夏ごろからこの講座に関心を示していて人一倍熱心だったのだが、クリアに短く表現するのが苦手なのか初日にはセッションのメンバーとしては苦戦していた(しかし後日、昔の航法で太平洋をカヌーで渡るので有名なNainoa Thompsonのスピーチセッションでは早速エドガー・シャインの質問法を使って安全を確認したうえで質問していた。)
 二日目だけ参加した学生も、ランダムにテーブルに座ったので、同じクラスで8月から同じ寮にいるとはいえ余り親しくない学生もいる中で結構個人的な問題を提示していて、アクションラーニングの効能(とくに問題解決面)を実感していたようだ。チームビルディングに役立つという面も、多くの人が驚いていて、コアメンバーの一人のクックアイランズとマレイシアの学生は「アクションラーニング自体面白いし、今年の学生の何人かは仕事でハワイに残るので、今コーチ研修をうけておいて、来年の学生のセッションのコーチになれば上下を結びつきもできますよね」(これはまさにBLPでSAがおこなっていることに近い!)と、いま候補探しの活動中。近々私も参加して追加セッションをおこなう予定だ。
 終わってから翌日以降に個人的にフィードバックをくれた学生も何人かいた。その中で、二日目から参加した米国人は、「この方式のセッションの良さを明確な形で示すには、第一セッションはアクションラーニング方式でなく普通の会議にしてみたらどうですか?」と意見をくれた。これは面白い提案。実施にはいろいろ工夫が要るけれども、うまく実行できればデモとしては凄いだろう。コアメンバーの一人のインド人(医師)は、「Miki、三つ直すところがありますよ」と言う。(1)How to better ask questionsという題名だと、一日で質問が上手くなると思い込んで参加してがっかりされる危険があるのでLearning outcomesをもう少し正確に表現したら? (2)前のと関係するが、ツールのパッケージではなくてプロセスを経験することが主眼であることをもっと強調してはどうか? (3)シャインの四つの質問のどれを今尋ねるべき時間帯かをテンプレートに追記してしまってはどうか?
 (3)はすぐ実行できる。(1)(2)は題名をHow to practice asking (better) questionsに変えることから始めようか。
 こんなに建設的なフィードバックをもらえて、しかも授業時間外にも追加セッションやって次世代に繋ぎましょうなどという提案まで出てきたので、初回としては大成功だったと言っていいと思う。授業時間枠をくれたうえにメンバーとして自らも参加してくれたBarkerさん、二日間合計11時間参加したコアメンバー、締切明け寝不足状態なのに長時間参加した他メンバーに感謝。

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11/12/2011

アクションラーニングの賞をいただきました

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11月10日、立教大学経営学部BLPは、日本アクションラーニング協会の2011年度エクセレントプログラムアワードをいただいた(アウォードのほうが英語には近いと思うけど、というのはあまりに学者的なツッコミなのかも)。2008年冬から協会の認定ALコーチ養成講座を受講し始め、その後かなりの手間と時間をかけてBLPに導入してきただけに、大変嬉しい。最初このお話があったときは、いままでの受賞者が全て企業であっただけに、大学のプログラムに授与されるとのことで驚いた。しかしこれまでこれまで何回も書いてきたようにプロジェクト型の授業(project-based learning)での指導には適切な質問で介入することは非常に効果のある方法で、それだけに適切な質問をおこなうスキルを磨くことが重要になる。協会が推進している質問会議は、適切な導入と振り返りを付与することによって質問力養成の強力な環境になり、さらに私は、英語での質問会議の練習は、日本人が多国籍企業チームの中でリーダーシップをとるために効果的なのではないかとも考えている。質問する英語のほうが主張する英語よりはるかに語学的には容易であるし、質問会議では短い質問のほうが良いとも言われているので、敷居はさらに低くなる。今後は、こうした、非ネイティブスピーカーが質問力によってグローバルリーダーシップを発揮する練習という方向を強化していきたいと考えている。


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